武装錬金ピリオドネタその２

※今日は極めてネタバレを含むネタとなっております。
まだ読んでないよ！まだそういうの聞きたくないよ！という人はとりあえず逃げて！早く逃げて！

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というわけで色々ツッコミ入れたい所はあったりするんですが
とりあえず、まずは何よりもあのシーンですよ。

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舞台は銀成の街中。

とうとう再会を果たし、日常の中を歩くカズキと斗貴子さん。
戦いは終わり、戦士と呼ばれる事もなくなった二人。

しかし、今まで戦士として純粋培養されてきた生粋の戦乙女・斗貴子さんは
今まで手にしていた核鉄を手放した事がほんの少し不安な様子。

そんな状況下でカズキが放った、一撃必殺の殺し文句がコレでした。



「大丈夫 ここにある核鉄は」
「これからずっと斗貴子さんと一緒だから」

「そうか…それならきっと安心できる」

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えーとですね、ここで漫才の話をしてもいいですか？

えー、漫才と言うお笑いの形式がありましてね。
色んな形があるのですが、二人一組で行う割とスタンダードな形がございます。

この場合、大抵片方が「ボケ」、片方が「ツッコミ」という様に
それぞれの役割が決まっているのが普通です。

流れとしては

「フリ」（話のとっかかりを作る）
↓
「ボケ」（話を振られた側が突拍子もない事を言って笑いを起こす）
↓
「ツッコミ」（ボケをボケとして際立たせ、笑いを引き出す）

という流れが一般的です。

役割がはっきりしている事で見る側も大変見やすく、期待感を持って見る事ができるわけです。





…で、一体何が言いたいのかというと

奴等のやってる事は

大体コレと似たような流れである

という事なんですよ。





流れが非常に良く似ている。似ているんですよ漫才に。ただ内容が

「フリ」

↓

「プロポーズ」

↓

「受諾」

という流れになっているだけの話なわけなんですよ！

つまりこの先カズキは斗貴子さんのフリに対して
いちいちプロポーズで答えていくという日々を送るに違いないんですよ！！

日常、なんでもないような不安を漏らしてみる斗貴子さん。
間髪入れず、絶妙なプロポーズトークでフォローを入れるカズキ。

間違いありません。私には彼らの未来が透けて見えるようです。

というわけでこの先二人の間で交わされるであろう

完熟苺トークを

大胆予想してやろうと思うわけですよ！！

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「カズキ、今日はキミの分の弁当も用意してきたんだが…」
「ホント！やった！…ってどうしたの？不安そうだけど」
「いや…今まで最低限の栄養を摂取できる料理しかした事が無いから
味までは保障できないかもしれなくてな」
「大丈夫、どんな味でも斗貴子さんの作ってくれた料理なら
これからずっと食べていくから」
「そうか…それなら焦らず少しずつ腕を上げていこう」

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「…」
「どうしたの斗貴子さん？ぼんやり月を眺めたりなんかして」
「いや…月の綺麗な日はキミがいなくなった日の事を思い出してしまって…
もしかしたらまたキミが居なくなってしまうんじゃないかと不安になるんだ」
「大丈夫、月の綺麗な日はずっと一緒にいるよ」
「そうか…それならきっと安心できる」

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「…ふぅ」
「どうしたの斗貴子さん、ため息なんてついて」
「いや…今までずっと戦士として生きてきた私だ、
急に日常に戻れと言われても正直何を目指して生きていけばいいのか…」
「大丈夫、オレも一緒に考えるから。迷う時も一緒に迷おう」
「そうか…それならきっと迷っても大丈夫だ」

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「困ったな…」
「どうしたの斗貴子さん」
「いや、去年の水着が少し小さくなってしまって…
新しく買おうと思っているんだがどういうのがいいかわからなくて」
「大丈夫、オレが一緒に選んであげるよ」
「そうか、キミが選んでくれるなら安心できる」

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「うーん」
「どうしたの斗貴子さん」
「いや、式場はどこにしようかと思って…なかなか決められないものだな」
「大丈夫、今度の日曜辺り一緒に見に行こうよ」
「そうか、それなら安心できる」
「二人とも、授業中に結婚情報誌を開くのはやめてくれないか」

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「うーん」
「あ、子供の名前？」
「わかるか？」
「うん、なんとなくだけど」
「フフ、一心同体だな」
「一緒に考えようね」
「ああ」
「津村ー、姓名判断の本をこれ見よがしに広げるなー」

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ネタとして書いてるつもりなのに本気でやりそうな気がしてきてます。
チクショウウェディング姿めチクショウ